
東京メディアプロデュース合同会社:40年以上の動画制作キャリア
ブランディング動画・プロデューサー(ブランドプランナー協会有資格者です)
ブランディングとは企業の「理念・思い・価値観=企業のらしさ」を社内外に共感させることです。
ブランディングが確立した企業には明確なメリットがあります
1)価格競争「安さ」でなく「価値」で選ばれる企業になる。
2)一度獲得した顧客は離れにくくなる。
3)「ここで働きたい」と思わせるため、優秀な人材が集まる。
4)企業は社会的な信用があるため、取材・提携・資金調達がしやすくなる。
5)世界観やメッセージが明確なので、広告や動画の訴求力が強くなる。
6)ブランド=共通の価値観があると、社員が同じ方向を向きやすい。
そのブランディングを確立させるために社内外に伝達するのに動画の活用が有効です。
・業務内容:ブランディング戦略・採用・会社案内・PR・CM・TV番組など動画制作受注
・映像・動画撮影教室もお問い合わせください
動画入門者の為の講習キャリキュラム
映像(動画)クリエーターになるための講習キャリキュラムは、以下のような要素が必要とされています。
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映像制作の基礎:
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カメラ操作と撮影技術の習得
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照明技術と色彩理論の理解
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オーディオ録音と編集の基本
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ストーリーテリングと映像表現:
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映像ストーリーボードの作成方法
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シナリオの構成と映像表現の技術
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映像編集の基本と編集テクニック
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グラフィックスとVFX:
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グラフィックスやタイトルの作成方法
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VFX(ビジュアルエフェクト)の基礎知識と技術
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グリーンスクリーンの使用とキーイング技術
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カラーグレーディングとカラーコレクション:
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カラーグレーディングの基本原則とテクニック
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カラーコレクションのプロセスとツールの使用方法
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カメラワークと撮影の構成方法
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スタビライザーやジンバルの使用と手ブレ補正
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クレーンやドローンなどの特殊なカメラ動作の制御
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映像音楽とサウンドデザイン:
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音楽の選択とBGMの編集
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サウンドエフェクトの追加とオーディオミキシング
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ボイスオーバーとナレーションの録音技術
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映像配信プラットフォームとマーケティング:
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YouTubeや他のプラットフォームの最適化と活用法
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ビデオタイトル、サムネイル、タグの最適化
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ソーシャルメディアを活用したマーケティング戦略
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法的および著作権に関するガイドライン:
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映像の著作権と使用許諾の基本知識
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素材の使用とクリアランスのルール
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プライバシーと個人情報保護のガイドライン
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以上の要素をカバーすることで、映像クリエーターは幅広いスキルと知識が身につきます。
また、継続的な練習とフィードバックを受けることで、動画制作のスキルをさらに向上させることができます。
** まずは、覚えることは動画制作の流れは「企画・構成、撮影、編集、MA」であることを覚えて下さい。
その前に。皆さんはカメラ雑誌などでカメラ性能(画質とか機能等)ばかり注目してませんか。またYou Tubeで編集ソフトの使い方ばかり見てませんか。
画質も編集ソフトの使い方も確かに重要ですが、その前に
大切なことはあなたは、自分の動画で何を知ってもらいたいのか。何を伝えたいのか、どう感動してもらうか、を考えることが大切です。
それが「企画・構成」です。難しいそうだから動画は嫌いという人が多いです。
まず一般的な例で、企画って何?アイディアとは違うの?を話しましょう。
一見すると似ているような言葉ですが、
大まかにいうと、”アイデア”とは着想そのもの、企画は計画を立てることをさします。
まずはアイデアと企画のスタート地点を考えてみましょう。
たとえば、あなたが金銭的満たされ、毎日人生に何の悩みも無く、100%満ち足りた暮らしをしています。
そんな人は脳裏にアイデアは浮かぶでしょうか。何の不満もない状況で、アイデアは必要でしょうか。
極端な例でしたが、どんな人であれ日常に何らかの不満や悩みを抱えています。
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夕飯は何にしようか
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たいくつだな
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一人でさみしいな
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呼ばれたパーティーには何を着ていこう
このような不満や悩みによって、何らかの課題が生まれます。
そこで初めて、課題を解決するためのアイデアが存在します。
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夕飯は牛丼にしよう
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たいくつなので趣味でももとう
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さみしいので友達に電話しよう
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呼ばれたパーティーのために服を買いに行こう
これらは課題を解決するためのアイデアの例です。
課題が無いところにアイデアは存在しませんし、同時に企画も存在しません。
つまり、課題がアイデアと企画のスタート地点であるといえます。
アイデアから企画へ
たとえば”夕飯に何を食べよう”という課題に対して”夕飯は牛丼にしよう”というアイデアを思いついたとします。
そのアイデアを思いついた瞬間に魔法のように牛丼が目の前に現れる・・
しかし、こうは都合のよいことはありません。
実際に夕飯に牛丼を食べるためには、そのアイデアを実行しなければなりません。
そのためには具体的な行動(アクション)が必要です。
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牛丼を食べに行く?
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それとも作る?
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食べに行くならどこに?予算は?
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歩いていく?車?誰と行く?
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牛肉買ってきて作る?それともを使う?
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冷蔵庫の材料を使う?
など、考えなければいけないことはいろいろありますね。
そしてそれらの問いに対して、具体的な行動を考えます。
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予算は500円以内にしよう
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冷蔵庫のものを使う
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16:00に近所のスーパーに買いに行く
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18:00に夕食を食べる
このようなアイデアを実行するため行動計画が企画です。
企画を実行することで、ようやく当初の目的を達成することができるのです。
このようにアイデアは企画のもとになりますが、すべてのアイデアが企画に落とし込めるわけではありません。はじめの段階でできるだけ多くのアイデアを考えて、そのなかからベストの企画を選ぶことが重要になります。
企画書を作る
動画制作においての企画も一般社会で言う企画と同様でアイディアが最初です。
このアイディアから企画を決めることが動画クリエーターの脳力と言えます。最も大切です。
では、どのように企画を企画書にまとめるのか。以下の手順で考えてみましょう。
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目的を明確にする:アイディアが出たら具体的な動画の目的を明確に定めましょう。動画を作成する理由や目的を決めることは、企画を決定する上で大切なステップです。動画を通じて何を伝えたいのか、どんな反応を期待しているのかを考えましょう。
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ターゲットオーディエンスを決める:誰に向けた動画を作るのかを決めましょう。例えば、若い世代に向けた動画ならば、ポップなテーマやトレンドに関するものが良いでしょう。
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ユニークな企画を考える:他の人が作成した動画と差別化するために、創造性を発揮し、興味を引くような企画を考えます。例えば、自社製品の使い方や製品の魅力を伝えるためのストーリーを作成するなどが考えられます。
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トレンドに着目する:時代に合ったトレンドを取り入れることで、動画の反応率を高めることができます。SNSやYouTubeなどで人気のあるトピックスやハッシュタグを調べ、それをテーマにすることもできます。
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テストする:いくつかのアイデアを試し、どのアイディアが企画として最も効果的かを評価しましょう。テストを行うことで、オーディエンスの反応やフィードバックを受け取り、改善することができます。
以上の手順を踏んで、動画制作の企画を決めることができます。
企画を実行するための次にするのが構成です。
構成はざっくりと言えば、最終的に完成するシナリオ(脚本)を短くまとめたあらすじです、内容が誰にでも分かるように、動画の流れと撮影される画面や音声なども簡単も書き込んでおきます。
この段階でスタッフ間で共有しカメラマンや役者などが具体的な役作りが明確になります。
構成の作り方の基本的な下記手順になります。
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動画の内容を企画に照らし具体的にしましょう。例えば、商品やサービスの紹介、会社のプロモーション、説明や教育など、目的に応じた構成を考えます。例えば、「会社を知ってもらう」という抽象的な目的ではなく、「この商品の良さをどのように撮って伝え買ってもらうか」「会社の新入社員募集には何を撮って伝えるか」とすると、具体的な動画の流れが決めやすくなります。個人的なユーチューブでも目的とターゲットは決めることが大切です。
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訴求ポイントを考える 。動画で強調したいポイントや伝えたい情報を整理し、訴求ポイントを決定します。例えば「会社の新入社員募集には何を撮って伝えるか」ならが働きやすいイメージの事務所とか、意欲的な経営者のコメントとか。
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ここまで、具体的になればストーリーを作る段階です。 動画を見る人が飽きないように、ストーリー性のある構成を心がけましょう。ストーリーは、問題提起から解決までの流れ、あるいは、商品やサービスを使うことで得られる体験など見る人にわかりやすく伝わるように作るのが良いでしょう。
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ビジュアルを検討する 動画の映像やグラフィックスなどのビジュアルを検討します。動画の内容に合わせた映像を選び、効果的なグラフィックスを取り入れることで、視聴者の興味を引くことができます。
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時間配分を考える 視聴者が飽きる前に、短くても必要な情報を詰め込むことが大切です。
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構成として以上の以上要素をまとめて書きます。構成をさらに具体的にカット割りや映像の構成、音声や音楽の配置などを具体的に決め書いたものがシナリオ(脚本)です。
以上が動画の構成の作り方の基本的な手順です。注意点として、視聴者の興味を引くためにストーリーやビジュアルに工夫を凝らすこと、また、簡潔でわかりやすい言葉を使うことが大切です。構成が完成したら、次は、撮影・編集・MAとなります。
撮影(撮影準備と撮影)
作成したシナリオに沿って撮影を行います。
詳しくは「動画撮影テクニック・カメラワーク」を御覧ください。
編集はシナリオ・コンテに合わせる編集作業で撮影した映像を1つにつなぎ合わせます。
編集で作品のイメージ、出来上がりのグレードに関わりますので、編集は大変重要ですから
編集には時間をかける必要があります。ただし撮った動画素材に愛着が沸くがあまり、客観的な目線をうしない編集作業に無駄な時間がついやされ、まとまりのない作品になるケースも多いもので要注意です。
映像に仕上げるためのナレーションや音楽をいれます。MA作業とも言います。
映像の印象はナレーションや音楽によって大きく変わります。
音声や音楽を選ぶ 動画の雰囲気を決める音声や音楽も重要な要素です。目的やストーリーに合った音声や音楽を選びましょう。
音声は大変重要です。
とかく動画を始める人はカメラを重視します。特にスチール写真から動画を始める人は特にです。
インタビューやドキュメントでも人の話し声がはっきりと入ってないとYou Tubeなどを見る人は動画配信から離脱してしまいます。
TV番組でも殆どは話し声やナレーションがしっかり集音されています。個人の動画撮影ではカメラの撮影に集中しているため、音のレベルやマイクの位置など神経が行かないのが事実です。









参考までプロの制作現場の制作フロー項目
プロの場合企画から完成まで一括管理するのがプロデューサーです。予算の管理から売上予想まで計算されて企画を作成しますので、自主映画よりビジネス的にはっきりしています。
a)プリプロダクション業務(プリプロとはプリプロダクションの略で、撮影前の作業の総称)
1)企画脚本費・・・・・・・・・・・・・企画者や脚本家、シナリオハンティングの費用
プロダクション
2)スタッフ費・・・・・・・・・・・・・ディレクター、カメラマン、照明マン、録音マンなどの人件費
3)機材費・・・・・・・・・・・・・・・カメラ、照明など、プロダクションに使う機材
4)消耗品費・・・・・・・・・・・・・・撮影用テープや照明ランプなどの消耗品
5)出演料・・・・・・・・・・・・・・・レポーターや役者さんの人件費
6)美術費・・・・・・・・・・・・・・・大道具・小道具・衣装などの費用(スタジオ付の場合はスタジオ費に入れる場合もある)
7)ロケーション費・・・・・・・・・・・ロケ撮影の交通費、場所使用料など
b)ポストプロダクション業務(ポスプロとはポスプロダクションの略で、撮影後の作業の総称)
8)特殊効果費・・・・・・・・・・・・・C.G.(コンピュータグラフィックス)やアニメなど、映像素材の作成や合成処理の費用
9)音楽費・・・・・・・・・・・・・・・作曲や選曲の人件費、音楽素材を使う場合の著作権使用料
10)編集・MA費・・・・・・・・・・・・編集・MAスタジオの使用料(スタッフ人件費も含める)
11)パッケージ、エンコード費・・・・・・DVDそのほかのメディア作成費用、ウェブ配信のためのエンコード費用
c)間接費用
12)通信費、交通費、雑費・・・・・・・電話代や打ち合わせの交通費、振り込み手数料など
13)制作管理費・・・・・・・・・・・・プロジェクト全体を管理するための諸経費(仕事によっては、計上しないこともある)
スタッフ・キャスティング
シナリオ、予算、スケジュールをかんがみて、出演者や各工程作業者など、スタッフのキャスティングを行います。
ロケハン
ロケーション・ハンティングの略で、画コンテ作成時や実際の収録の前に、実際に収録を行う場所を下見することです。
ロケハンは単なる撮影対象の確認ではなく多くの確認を行います。
そのため、実際の収録と同じ時間帯、曜日等々にロケハンを行うことが望ましです。
また、ロケハンの結果によってはシナリオを修正する必要が出てくることもあるため、ロケハンから実際の収録までは余裕を持った
スケジュールを設定することも大切です。
・収録場所の広さ(機材設置場所や被写体との距離)
・雨風の影響(屋外の場合)
・背景(映したい物、映したくない物)
・時間的な特別事項(朝は通学の人通りが多い、その曜日は休館日など)
・外光や屋内照明の強さ、向き、種類
・音響環境(壁の材質や空間の大きさ、外部騒音など)
・電源の有無と種類(電圧、電源容量、コネクタの形状など)
・安全面(危険な場所、機械や取扱い注意の薬品など)
・待機・休息場所、トイレ・水道などの有無
・収録場所への移動時間、集合場所
・その他必要な機材・用具の把握