俳句ムービの作り方

齋藤行成

 

 

俳句ムービーとは。俳句を動画で表現するもの、

今TV番組をはじめ、海外でも流行の俳句に、イメージのあった動画を付けることです。

現代俳句も、古典俳句でも良いと思いますし、楽しい作業となると思います。

もちろんご自分で書かれた俳句に動画も一緒に制作されるのも良いことですが、ただ今回は

既存の俳句に対し動画を付けることに致します。

 

以前から俳句に写真を付ける「写俳」はありました。

​写真でなく動画で表現しようと言うことです。

実際には、俳句その季語にあった動画を撮影、または有りもの素材から制作することになります。​

さて実際の制作にあたって全体の長さですが。

俳句が5・7.5ですから各文字数ごとに合わせても5・7・5秒の合計17秒前後の動画で作ることを考えてみました。

しかし動画には間が必要です。前後伸ばしてつ25秒から30秒程度でしょうか。

カット数はワンカットから数カットでしょうね。決めてかかることは無いと思います。

 

では、次に大切なこと、動画の内容は何でもいいのでしょうか。

もちろんイメージですから自由です。

今回は、現代俳句協会様などとコラボレーションで俳句を頂きムービー化しましたが、句の中に撮影できない被写体が登場すると、どうムービー化かするのか考えることがあります。

​そう点、松尾芭蕉などの古典俳句にムービーを付けるは面白いです。古典俳句のほうが自然などの被写体で作れる

場合が多いので、初心者には古典俳句から練習するのも良いと思います。

俳句とは句を書く人も、イメージを文字にしていますが、俳句を読む方は百人百様に違ったイメージを頭に浮かべながら読んでるはずです。よってこの動画は違う、これが正しいということは無いのです。

ただし、私なりの齋藤流俳句ムービーの定義というか理想形があります。

それは、抽象的過ぎず、具体的過ぎずだと思います。

例えば、青空にぽっかり浮かぶ雲と海岸の動画があるとします。

その動画であれば、おそらく夏の季語の俳句はすべて合うと思います。

しかし、私なりに言えば、これでは写俳と変わりませんよね。そもそも面白くないですね。

もう少し、動画として工夫が欲しくなります。

でも具体的すぎるとは何かですが、

昔、はやったカラオケビデオの中で男に振られた女を唄った演歌のシーンの中で、涙しながら酒を飲む酒場の女の動画などありますが、そのようなに具体的すぎると、ちょっと泥臭いですよね。


その中間はどうでしょうか、その真中・・季語はできるだけ具体的に他はイメージで・・

考えると難しいですね。

俳句ムービーは「難しさを楽しむ」みなさんと育てる世界かもしれません。​